教授とid:kynbitと留学生(仮:Aさん)との食堂での時間
イントロダクション
今日、研究室に残っていたら教授が来て、ご飯に行かないかと誘われた。その場に居たid:kynbitと一緒に行った。
食堂にはAさんがいたので、隣に座った。
教授がAさんと話しているのを聞いていた。この記事はそのまとめとそに対して考えた事。
これからの研究室での留学生に対する接し方や、もし自分が留学する事になった時のために記録しておく。
情報
Aさんは大体こういうことを話していた。
- Aさんは3月末に寮を出る。つまり1年の留学期間が終了する。
- Aさんは食堂のご飯がおいしいと言っていた。
- Aさんは日本語がうまく話せない事を気にしている。
- Aさんは勉強についていけないことを気にしている。
- Aさんは中国は技術的に遅れていると考えている。
対して教授の言った事。
- Aさんがここでする事は、
- 友達を作る事
- 日本を知る事
- 大学がどういう方向に向かっているか知る事
- 勉強することばかり考えてはいけない
- 中国は技術的に遅れていない。教授の友達は最新式のコンピュータを使っている
- 日本語を使えないのは問題ない。教授は中国で中国語を使わずに生活できる自信がある。英語を使う。
Aさんは、上述の「Aさんがここでする事」に対して、知るのが遅かったと言っていた。
自分の中のこと
Aさんはいつも、日本語がうまく話せない、自分はFoolだと言っていた。
こちらとしても早く情報を伝えたいがために、Aさんにぜひ日本語を覚えてもらいたかった。
だから、英語混じりな日本語で話していた。
教授の言葉を聞いて、考えた事。(主に1番目について)
自分はAさんの友達だったか?自信をもってそう言えない。
共通語である英語で話そうとしたか?コミュニケーションありき。手段、方法は問わない。
研究室の情報伝達手段である、SkypeやTwitter、Flickr等を教えたか?その時点からまずコンタクト取ろうとしていない。
留学生は(大抵)緊張しているから、こちら側から関わらないといけない。
周りが便利になって、ちょっとした情報も即座に伝えるようになった今、こういう事を大切な事を考える人と、だんだん忘れていく人の差が広がっていく気がする。自分は後者だった。これからは前者になりたい。
僕も、知るのが遅かったな。でも今からできることはやっておきたい。
食堂を出て
帰り、Aさんはとても楽しそうに話していた。肩の荷が下りたようだった。
id:kynbitと相談して、id:kynbitはまず、Aさんにmixiの招待を送った。mixiが中国に進出するというニュースを聞いていたのでそうした。
将来のために
- 留学生と友達になる。
- 友達になるには、どういう形であれ、たくさん接していることが重要。
- たくさん接するには、そのためのインフラを用意し、使っていく事が重要。
あと一ヶ月でAさんは中国に帰っていくけれど、繋がりは保っていたい。
友達という繋がりは計算機のデータベースに保存されていない。双方が気をつけていなければ簡単に消えてしまうものだ。
大切な事を教授は教えてくれた気がした。(便乗です)