Powershot G7を触った。

今日は近くの家電量販店に出かけて、先日発売されたCanon Powershot G7に触ってきた。


持った感覚は、やっぱり重い…。今までがOptio Sの98gだったので片手で軽々もてたのが、Powershot G7の320gは両手で持っていないと落ちてしまいそうだ。まあ、結局Optio Sでも手振れ防止で両手で持つから同じか。


上のISOダイヤルは固くて調整しづらいと感じた。
でもしょっちゅう変えるものじゃないし、今までのMenuを操作するよりは断然楽だ。


モードによって色々機能が変わるホイール、これはヤバイ。
マウスジェスチャーと同じで、これに慣れたらもう今までのボタン操作に戻れないなと感じた。この部分はケチが付けられない。
ホイールは、シャッタースピード優先AEではシャッタースピードの調整、絞り優先AEでは絞りの調整、再生モードでは写真リストを前後、シーンモードではシーンの切り替え、メニューモードでも上下で利いた。すごいな、ホイール。ipodにも付いている理由が分かった。携帯にもつけて欲しいな。なんでもホイールがいい。


液晶は大きくて、面積で言うとOptio Sの4倍くらいかな。解像度ももっと高くて、画素数Optio Sの8倍くらいいってるんじゃないか。今回は試してないけど、バックライトも明るく出来るようだ。


6倍光学ズームもすごい。Optio Sは3倍だ。ってか普通3倍くらいだよね。光学ズームは昔から変わらない。
でもPowershot G7は6倍だからよい。広角がいいとよく思うけど、望遠もそれなりに欲しいと思ってた。例えば、研究室の窓から月とか撮るとき。200万画素相当で、光学3倍だと、50×50画素くらいにしかならない。これが1000万画素で光学6倍だと…考えただけでもうれしいね。月の壁紙とか作れそう。
ただ、ちょっと気になったのは、ファインダーで覗くとレンズの先が見えてしまうこと。普段は液晶で見るから関係ないにしても、ファインダーを覗く時は結構凝った写真を撮るときだと思うから、その時見たいものが隠されてレンズの先が見えてしまったら怒れるかも。


今回、DIGICⅢ採用で顔認識AFが付いたみたい。試してみたらなんと、店員さんの動きについてくる。
これは便利。ピント合わせの後カメラを動かす手間が省けるし、ピンボケになりにくい。
顔にピントあってなかったらヤダもんね。


すっかり仲良くなった店員さんがワイドコンバージェンスレンズを付けてくれたのでそれを体感してみた。
35mm X 0.75 = 26mm
35mm×0.75相当の広角。これはひどい
画質も…、ってこれ以上Optio Sと比べちゃいかんか。


こんな感じでPowershot G7はなかなかすばらしいカメラでした!
試してない機能も多々あるけど、これだけでも買う価値のあるカメラだと感じた。
Optio SがG7に勝てる所と言えば重さが軽い、(ほんの少し)レンズが明るい、…くらいか。

ああ、これだけレビューしても、お金がないから少なくとも今は買えないんだ。欲しい。けど我慢。